YPP

YouTube パートナー プログラムの新しい収益機会と変更点


YouTube パートナー プログラム(YPP)は、約 20 年前に立ち上げられ、YouTube とクリエイターは共に成功するのが最善であるという私たちの核心的な信念を体現しています。今日、YPP はクリエイターに一貫性を持って、透明性を保ち、大規模に報酬を支払う唯一のプログラムであり続けています。世界で 300 万人以上のクリエイターが参加するこのプログラムにおいて、私たちは YPP が今後もクリエイター エコノミーを牽引し、活動的なクリエイターに有意義な還元を行うため、2018 年に導入以来初めて重要な変更を行います。実際に、2027 年には総額として、 2026 年を上回る収益をクリエイターの皆さんにお支払いできる見込みです。変更は以下の通りです。

Premiumによる収益化の仕組み

1. Premium Lite

YouTube Premium を提供しているすべての国と地域に Premium Lite の展開を拡大します(日本では既に導入済)。本サブスクリプションにより、視聴者はさまざまなコンテンツを中断されることなく、オフライン再生やバックグラウンド再生でも視聴できるようになります。

クリエイターは、各サブスクリプションごとに用意された専用の収益プール(Premium は純サブスクリプション収益の 30%、Premium Lite は 60%)を通じて収益を得ます。この配分には、音楽パートナーへの支払いを含む、サービスの運営およびプロモーションにかかる費用が考慮されています。クリエイターが受け取る収益はサブスクリプション加入者の総再生時間と視聴回数に基づいて、収益プールより分配されます。その際に適用される収益率は、長尺動画は 55%、ショート動画は 45%をクリエイターが受け取ります。

サブスクリプション加入者の増加に伴い、クリエイターはさらなる収益の向上を期待できます。視聴者が Premium に加入した場合、パートナーが獲得する収益は、その視聴者が広告を視聴していた場合よりも平均して高くなります*1。

2. YouTube ショート

YouTube 上で会話やエンゲージメントを生み出しているクリエイターにさらに報いるため、ショート動画の収益分配方法を更新します。なお、すでにショート動画から大きな収益を得ているクリエイターへの影響はほとんどない見込みです。

2027 年 2 月 1 日より、直近 90 日間で 1,000 万回の有効なショート動画視聴回数を達成したクリエイターが、ショート動画での広告およびサブスクリプション収益分配の対象となります。この基準に満たないチャンネルも引き続き YPP に参加し、長尺動画で収益を得ることができます。そして、視聴回数が 1,000 万回を超えると、ショート動画の収益分配が自動的に再開されます。

一方で、広告収益のみに頼るのではなく、新しいインセンティブ プログラムを導入することで、成長やエンゲージメントなどを評価し、クリエイターの収益機会を拡大します。視聴回数 1,000 万回の基準に満たないチャンネル向けに、これらの取り組みを通じて、YouTube ショッピングのボーナス、ブランドディール(企業案件)のインセンティブ、トレンドの発信や拡大に対する収益ブーストなど、特定のマイルストーンの達成に応じた新しい収益獲得手段を提供します。詳細は追ってお知らせします。

YPPの資格要件

3. YPP の広告および Premium の参加要件

毎日 2,000 億回以上のショート動画再生数、およびテレビ画面での 10 億時間以上の総再生時間を記録するなど、急速に成長を続ける YouTube の現状に合わせ、新規クリエイター向けに広告および Premium 収益分配への YPP 参加要件を改定します。すでに YPP に参加しているクリエイターに影響はありません。

新たに YPP に申し込むクリエイターは、直近 365 日間で 8,000 時間の有効な公開動画の総再生時間、または直近 90 日間で 2,000 万回の有効な公開ショート動画の視聴回数が必要となります。なお、スーパーチャットなどの視聴者ファンディングおよびショッピング機能の参加要件に変更はありません。

これらの改定により、クリエイターの成長や YouTube 全体で機能するさまざまなビジネスモデルを直接支援する、新しいインセンティブ プログラムへの投資が可能となります。クリエイターの皆さんは、YouTube Studio 内で新しい利用規約を確認し、同意していただけます。新規約は 2027 年 2 月 1 日より発効します。


*1 2026年の実績に基づく