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過去 12 か月間で YouTube は音楽業界に 40 億ドル(約 4,380 億円)を還元

By リオ コーエン

YouTube 音楽部門総責任者

音楽業界の友人の多くに、YouTube で働くことにしたのはなぜかと聞かれます。もっとも、40 年間音楽業界で仕事をしてきた今でも、90 歳の母は私がどのように生計を立てているかを尋ねてきますが。

私が YouTube に加わった理由は、音楽ビジネスの黄金時代を切り開く YouTube の可能性を確信したからです。だからこそ、YouTube が過去 12 か月だけで音楽業界に 40 億ドル以上を支払い、2021 年の第 1 四半期に、サービス開始以来のどの四半期よりも多くのユーザーに定額制有料サービスに加入してもらえたことをとても嬉しく思います。 

私は、音楽業界が「オーディオ ビジネス」から「オーディオ ビジュアル ビジネス」へ、そして(友人 チャック D が言うように)「ビジュアル オーディオ ビジネス」へと進化する過程を見てきました。ビジュアル オーディオ プラットフォームとして、YouTube が目指すのは、音楽業界の主要な収益源となり、世界中のアーティストが音楽のキャリアを構築できるようにすることです。YouTube は、アーティストとファンが直接繋がれる音楽体験を世界規模で提供し、アーティストへの収益分配を行っているため、この目標を達成できるユニークなプラットフォームです。

  • YouTube の無料版と有料モデルによる成長の加速: YouTube は、180 ヵ国で提供する広告付き無料版と 96 ヵ国で提供するサブスクリプション モデルの 2 つの選択肢をユーザーに提供しています。YouTube は、世界最大級のステージであり、広告主は YouTube が提供するリッチな音楽体験を活用したいと考えています。毎月 20 億人以上がミュージック ビデオを視聴する YouTube を活用することで、広告主はさまざまな視聴者層にもリーチできます。加えて、21 年第 1 四半期には、サービス開始以来のどの四半期よりも多くのユーザーが定額制有料サービスに加入しました。
  • すべての音楽体験を収益化: YouTube と YouTube Music では、音楽がさまざまな形で表現されています。アーティストによる公式音楽コンテンツとユーザー投稿動画 (UGC) の両方が成長しており、音楽業界に大きな価値をもたらしています。TV で人気の新しいミュージック ビデオのプレミア公開、Google Home Mini と Nest で聴ける懐かしい音楽、最新のバイラルダンスなど、アーティスト、ソングライター、権利所有者に収益を生み出しています。
  • ユニークなファンコンテンツによる視聴者数と収益の増加: 過去 12 か月間にアーティスト、ソングライター、権利所有者のために支払われた 40 億ドル以上のうち、30% 以上が UGC によるものです。ファンによる動画は YouTube で常に人気が高く、アーティストが視聴者を増やし、世界中に音楽を広めるのに役立っています。これらのコンテンツが、プレミアム音楽コンテンツと共に、有意義かつ成長性の高い収益源になっていることを嬉しく思います。
  • 新しい収益源の創出: YouTube は、コンサートチケット(日本未対応)、グッズ紹介、チャンネルメンバーシップ、Super Chat や Super Stickers など、ファンと直接つながる機能の革新を続けています。BLACKPINK の有料バーチャル コンサート「THE SHOW」は、81 か国で 28 万近くのチャンネル メンバーシップを販売し、公式アーティスト チャンネルに 270 万人のチャンネル登録者を獲得するのに貢献しました。

ファンのために最高の音楽体験を構築し、すべてのアーティストがキャリアを成長させることができるようにすることは、YouTube にとって最も重要なミッションです。私は、音楽業界の未来にこれまで以上に期待しています。