さかなクンに聞く!情報との正しい向き合い方と 「ほんとかな?が、あなたを守る。」キャンペーンへの思い
2026年 5月 26日
2026年 5月 26日
YouTube では、誰もが自由に表現し、視聴者と深くつながるための開かれた場を提供しています。今回は、YouTube チャンネルを通じて魚の魅力や日々の活動をいきいきと発信されているさかなクンにインタビューを行いました。チャンネル開設の舞台裏から、現在参画いただいている情報リテラシー啓発キャンペーン「ほんとかな?が、あなたを守る。」に込めた思い、そしてデジタル時代における「ファクトチェック」の重要性についてお話を伺いました。
—— 2020 年の開設から、今年で 6 年目を迎える「さかなクンちゃんねる」。どのような思いで発信していますか?
さかなクンです!おかげさまで、2020 年 6 月にスタートした「さかなクンちゃんねる」も、今年で 6 年目に入りました!いつも応援してくださる皆さま、心より!!ありがとうギョざいます!
「さかなクンちゃんねる」では、普段なかなか体験できないチャレンジや、朝の清々しい浜での様子、さかなクンも何年にも渡り乗せて頂いている漁師さんの早朝の漁業の様子、そして全国各地での講演会やイベントでの様子など、私さかなクンのありのままの日常をお届けしています!また、大好きなお魚ちゃんたちを描く姿や、食いしん坊なさかなクンが旬のお魚ちゃんを様々なお料理でおいしく頂くシーンなど、ギョ(五)感で楽しむ姿をたくさん発信させて頂いています。
テレビ番組や新聞の連載もとっても貴重で素晴らしいのですが、どうしても時間の制約などがあります。YouTube さんは、普段伝えきれないお魚ちゃんの魅力や感動を、全力の身振り手振りや、その場で描き上げる絵でダイレクトにお伝えできるので、ものすっギョく幸せでギョざいます!
—— 今回のキャンペーンに参加された理由と、ファクトチェックを意識されたきっかけを教えてください。
今の情報化社会は、AI 技術の進化がとってもすギョいと驚くことばかり!ニュースを見ていても「ギョギョッ!これは AI さんの映像だったのか!」と。高度な技術が多くの人を癒やしたり、感動を届けたりするために使われるのは最高に素晴らしいです。でも、もし意図的に人をだますような使われ方をすれば、世界が悲しい方向に向かってしまうかもしれません。
お魚の世界も、実は同じなんです。日本には約 5,000 種、世界には約 30,000 種ものお魚ちゃんたちが知られていて、一冊の図鑑を作るのにも天文学的な情報量が必要です!最近は、たくさんの図鑑を皆さまにお届けするために、とってもスピーディーに作られているものもあります。お魚の研究は日々ギョギョッと進化しているので、時には情報のアップデートが追いつかず、最新の研究結果と少し違う内容が見受けられることもあるんです。
だからこそ、「図鑑に書いてあるから 100% 正解!」と思い込むのではなく、自分自身でも「ほんとかな?どうなのかな?」と多角的に確かめることが大切だと気づきました。 特にお魚は、大切な「命の恵み」でもあります。もしも、フグ毒のように、食に関わる間違った情報が拡散してしまうと、命に関わる大変な事態を招きかねません。正しい情報を発信すること、そして受け取る私たちも正しい知識を身につけること。その大切さを伝えたい!というのが、今回のキャンペーンに参加した一番の理由でギョざいます。
—— ネット上で、本物のように見えて実は偽物だった情報に遭遇したことはありますか?
はい!沢山ギョざいます。さかなクンは生き物が大好きなので、毎日のように YouTube さんをワクワクしながら拝見していますが、「深海の珍しいお魚が見つかった!」などという動画を見て、「おや!?この姿とひれの形状は、ありえないけれど……?」と強く違和感を感じることがあります。
こうした動画の中には、何の目的で作られたのか、あるいは純粋な間違いなのかが分からないものもありますが、非常に精密に作られているものを見ると、「これだけ精巧に作る労力があるなら、実際に海に潜って、本物のお魚ちゃんを撮影できたらもっと最高にハッピーなのに〜!」なんて思ってしまうこともギョざいます。
—— 驚くような主張や動画をネットで見かけた際、私たちはどう向き合うべきでしょうか。
共有ボタンを押す前に、「これは本当に正しいのかな?」と一度立ち止まって考えることが必要だと思います。
映画やアニメのように「フィクション」として楽しめ、みんなが笑顔になれるのであれば素晴らしいと思います。しかし、奥の深いお魚の世界のようにどれだけ似ていてもひれの数がたった 1 本違うだけで別の種類という事もギョざいます。間違った知識が広がらないように私たちも注意したいですね!!
1 つの情報だけで判断せず、ぜひ楽しみながら「探検」してみましょう!
自分の足で運び、目で見て、触れて、音を聞き、においを嗅ぎ、時には味わう。そうして「ギョ(五)感」で獲得した情報は、何よりも自信を持ってお伝えしたり、表現できたりする「厚みのある情報」になります。「ほんとかどうか?調べにレッツギョー!」とわくわくな探究心を持って、情報の広大な海を楽しく、健やかに泳いでいきましょう!